2026年7月21日更新(写真追加)

約2年ぶり、本当に久しぶりにお守りコンテストに行ってきました。場所はナコーンラーチャシーマー(コラート)です。バンコクからはバスで約4時間ほどのタイ東北部(イサーン)の玄関口と言われる大都市です。久しぶりにきました。今回このコンテストに来た理由は今年入手したドヴァーラヴァティー期塼仏の出品項目にあったからです。ということでがんばっていってきました。

日曜日ですがかなりの人です。土曜日はこれ以上の人だったようです。


ますば有名目利きのプラクルアン展示コーナーに行きました。重鎮のトイ氏とサマーン氏2名の雲上級のお守りコレクションです。

大盛況でした。




私もじっくり見たり、写真を撮ってきました。下はプラ・スンコーです。

プラロート・ワットマハーワン、

プラルアン・ユーン(宝冠立像)です。

次は東北部出土のドヴァーラヴァティー期の塼仏コーナーです。マハーサラカム県やコンケン県からこられた有名目利きらのコレクションです。下の写真はナードゥン出土の塼仏の完品で、しかも衣部分に当時の朱色の塗料が塗られている貴重なものです。

マハーサラカム、ロイエット、ナコーンラーチャシーマー県出土のドヴァーラヴァティー時代のナーガ仏の塼仏コレクションです。

下は大型の塼仏の完品に近いものです。

下はナードゥン出土の大型の立像の塼仏です。とても貴重な型です。私も頭部周りの残欠をもっています。

下の立像の塼仏も同じマハーサラカム県出土のものですが、ナードゥン郡の南側、ブリラム県、スリン県の県境に近い古代エリアから出土した塼仏です。今回私はこの塼仏の上半身残欠を出品しました。

会場に出展していたステンレス製のケース屋です。なかなか質が良かったのでいつか利用したい店です。

仏像のコンテスト出品ブース前で人だかりが出来ていました。

見に行くとこの2メートル超の木製仏を出品する方がいました。項目にないということで受け付けられていませんでした。審査員たちも苦笑いしていました。

出品は14時に締め切られ、その後審査が始まり、早い部門ではお守り返却は15時から少しずつ始まります。写真下は審査員らによるお守りの審査の風景です。

審査後のお守り、仏像の返却(結果発表)です。

ということで私の塼仏は無事2位をもらい、約2ヶ月後ぐらいに入賞証明書が発行される予定です。このドヴァーラヴァティー期の大型の立像の塼仏は出土した枚数が本当に少ない塼仏でそのおかげで上半身残欠でも無事入賞することが出来ました。その下の写真は参考ですが同出土地同型の下半身部の塼仏残欠です。


出品したお守り、仏像はだいたい夕方16時すぎには返却が終わりますが、バンコクや首都圏のより規模の大きな大会では17時頃までかかるので他県から来られた方はコンテスト当日中に帰宅が間に合わない場合があります。仏像、お守りコンテストに項目のあるお守り、仏像の場合、コンテストに出品し入賞するともらえる証明書はとても魅力的です。しかしコンテストの実施場所にもよりますがこのように最低でも丸一日〜2、3日(前泊や当日帰りのバスや飛行機がなく宿泊した場合)の時間や労力を要します。それらを考慮してもコンテストの入賞証明書はとても価値あるものたと思います。数えてみたら2015年から今回のコンテストまでを含め合計41回コンテストに参加していました。またいつかタイミングが合えばと思っています。以前、証明書について書いた記事のリンクを貼りつけておきます。参考にしてください。https://thaikottou.hatenablog.com/entry/2018/07/16/163923<追記>2026年7月8日 今回出品したのは上半身残欠ですが同型の下半身残欠(写真下)を博物館展示品と比較してみました。

写真下は昨年、ナコーンラーチャシーマー県 ワット タンマチャク セーマーラーム寺院のドヴァーラヴァティー時代の涅槃仏土台下から出土した遺物一式です。現在ピマーイ国立博物館に展示されています。


その中に立像下半身残欠の銀製プレートがあります。

マハーサラカム県出土の下半身の写真と並べて比較してみましたが美術様式はとてもよく似ています。年代も博物館に記述されている8〜10世紀(銀製プレート)とほぼ同時期のもので間違いないと思います。以上

<追記>2026年7月9日 この出土地のものは本当に少なく残欠だけでも貴重なものです。写真下は同出土地同型の頭部+光背の残欠ですが運良く昨年コンケンのコンテストで1位になっています。コンテスト出品の常連コレクターが状態の良いコレクションを出品しなかったのでしょう。頭部残欠でも入賞証明書が発行されています。貴重なドヴァーラヴァティー期 9世紀前後の塼仏です。これだけでも材質等かなり勉強できます。


<追記>2026年7月13日 こちらもピマーイ国立博物館に展示されている昨年同県のワット タンマチャク セーマーラーム寺院のドヴァーラヴァティー時代の涅槃仏土台下から出土した銀製プレートです。

そしてこちらも同県出土のブロンズ製のプレートです。サイズは結構あります。

2点の写真を並べて比較してみたものです。造りは異なりますが美術様式は近く、足の表現等もよく似ています。参考まで。

<追記>2026年7月21日 下はバンコク国立博物館に展示されている大型のドヴァーラヴァティー青銅仏(写真右側、8〜9世紀)です。この青銅仏と塼仏の写真を並べて比較してみました。

美術様式はよく似ています。年代も近いものです。参考まで。
