タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ラーンサーン銀製仏(タイ東北部出土)

ラーンサーン(ラーンチャーン)様式のお守りサイズの銀製仏を入手しました。タイ東北部出土のものです。 ソリッドの銀製で小さいですが少し重みがあります。 この型に近い同様式の銀製仏が数年前にタイ東北部のウボンで出しおり、おそらくはウボン又はその…

タイルー木製仏 お守りサイズ

タイ北部ランナー木製仏(タイルー様式)を入手しました。お守りサイズ、なかなかないサイズで貴重なものです。おそらくマイモンコンと呼ばれる神聖な木材で彫られたものだと思います。 年代は19世紀後半〜20世紀初めごろ。簡単に彫ったように見えますが美術…

オケオ文化展示館(アンザン省)

先月、再度オケオ(アンザン省)に行ってきました。今回は1年半前(2022年8月)に行った際、閉まっていたオケオ文化展示館を無事見学しましたのでたくさん写真をアップしておきます。 下の写真3枚は今回最も見たかったものです。 周辺から出土した宝飾品、…

ハリプンチャイ期の菩薩頭部

最近使っているスマホの壁紙です。 20年以上前に入手したタイ北部ハリプンチャイ期(ランプーン県出土)のテラコッタ製頭部ですが昨年やっと専用の立派な台座を作りました。宝冠をつけており王族(貴族)かと思っていましたが、額に白毫に近いものがあるので…

ウートン中期〜アユタヤ初期とポストバイヨン期 青銅仏 比較

ウートン期の青銅仏は(初期、中期、末期の)3期に分類されますが中期と末期(アユタヤ初期)の違いはなかなか微妙な部分があるので、並べて比較してみました。 写真1、2枚目は文献に掲載されている坐像で1枚目はウートン中期(14〜15世紀)、2枚目…