タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリブンチャイ仏像頭部 初期〜中期(テラコッタ製)

かなり前にハリプンチャイ期初期のものとして入手したランプーン出土のテラコッタ製の仏像頭部です。その下の写真2枚目はランプーン市内のハリプンチャイ国立博物館に展示されているブロンズ製の仏像頭部で大型のものです。下の記述にある通り、ドヴァーラ…

ドヴァーラヴァティー期 土器の欠片(チャンセン出土)

博物館級のテラコッタ片を入手しました。ドヴァーラヴァティー期の土器の欠片ですがなんとラクシュミー神が模様になっています。先日にも記事にしたヒンズー神のラクシュミーは富と美の女神でおそらくかなり位の高い人物が使用するための器もしくは儀式に使…

ハリプンチャイ青銅仏頭部

かなり前に入手したハリプンチャイ期ブロンズ製の頭部(写真1〜3枚目)です。年代的には12〜13世紀頃のものです。繋がった眉、切れ長の目、少しエラの張った輪郭等、特徴的な美術様式は前時代のドヴァーラヴァティー美術やまたインド、バングラデシュ…

豊かさの象徴 ラクシュミー神

年末にラーブリー国立博物館で見た石製のラクシュミー神像の欠片です。丘の上で発見され市内の学校で保管されていたものが博物館に寄贈されたものです。実物を撮った写真よりも博物館の掲示(写真2枚と3枚目)が分かりやすいと思います。このラクシュミー…