2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
10年以上前に手に入れたアユタヤ時代の木製仏です。材質の木が腐食しカラカラに乾燥している。残っているのは頭部と身体の前面部分のみだが、素晴らしい作品で漆の上の塗金も厚い。いろいろと考えたが鑑賞出来るケースを作って中に納めた。先ずは一安心。1…
5ヶ月チョットぶりに仏像・お守りコンテストに行って来ました。今回参加したのは年に一度タイ北部チェンマイで開催される北部最大のコンテストです。毎年同様にタイ北部8県のお守り、仏像売り兼バイヤーが大集結する大会で金曜日の夕方には民族大移動が始ま…
パヤオ県の大仏プラチャオ・トンルアンの古い写真がだいぶ集まったので掲載しておきます。写真もお守りの一種ですので記事の続きとして書きます。この中で一番古い写真が、一番上の写真でおそらく1930年前後のものです。セピア色でかなり繊細な写真です。2枚…
こんなにかっこいいメダルがあるとは、、。表面にデザインされているのがミャンマーのシャン様式の仏像、通称、宝冠仏。タイではキング仏陀ともピースア(タイ語の意=蝶)とも呼ばれている。年代的には18世紀頃のもので現在市場に完品はほとんど流通して…
膝幅5センチほどのチェンセン・ファン様式の青銅仏ですがこの台座と一緒になるといっきに存在感が増します。この左右両端がはね上がった横長の台座をタイではジャンク船(タイ語=サンパオ)と呼びタイ北部やラオス北部の青銅仏でごぐ稀に見られる形状の台…
少し前に入手したランプーン県境に隣接するチェンマイ県ターカーン遺跡出土の塼仏です。時代的には隣国ミャンマーのパガン美術の影響を受けた11世紀頃のものです。注文していた観賞用ケースが届いたので入れてみた。今回は両面見える仕様にしたので裏面の…