タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ラタナコーシン朝 経典画

ラタナコーシン期の経典の絵画部分2対です。バンコクのジム トンプソンの家(JIM THOMPSON HOUSE MUSEUM)に飾られてるコレクションに似た塗金の画枠に入れています。年代的にはラタナコーシン朝初期 19世紀前半頃のものだと思います。おそらくこのレベル…

子象がやって来た。ミャンマー青銅美術

今年最初の買い物です。ミャンマーから来たブロンズ製の子象です。ミャンマー・カレン州のミャワディーからタイ国境のメーソートを経由して入ってきた物です。目が可愛く、尻尾もあります。裏側からは黒変した土が詰まっているのが分かりますがこれはビルマ…

東南アジア初期の美術 西側の影響(その2)

写真1枚目はカンボジアと国境のあるタイ東部サケーオ県で出土したプレアンコール期 プレイ・クメン様式(7世紀後半〜8世紀初め)の青銅仏です。タイ側で出土したプレアンコール期(クメール様式)の仏像なので同時期のドヴァーラヴァティー様式と言われる…

シャン美術 お弟子像(ガルーダ顔)

2022年あけましておめでとうございます。今年も頑張っていきます。写真はミャンマー・シャン州の青銅製お弟子像ですがお顔がヒンズー神のガルーダになったとても珍しいものです。年代的には18〜19世紀。今年もいいものとの出会いがありますように! Burm…