タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ナーガ仏 ランナー期(ブロンズ製)

凄くいいものを手に入れました。タイ北部ランナー期のナーガ仏(ナーガ神に守られた仏陀像)です。ナーガの塒(とぐろ)部分が台座になっておりナーガの頭部分は瞑想する釈迦に覆いかぶさるように雨風から守っています。年代的には同じくランナー期のブロン…

ドヴァーラヴァティー期 猿を連れた人物像 チャイナット出土(その2)

また博物館級のテラコッタ像を入手しました(写真1枚目)。タイ中部チャイナット県で出土したドヴァーラヴァティー期「猿を連れた人物像」です。左横のビーズと一緒に出土したもので猿の部分は欠損しています。写真2、3枚目は出土地東側に接するナコンサ…

シャン美術 仏陀ストーリー 初期頃(その3)

仏陀ストーリー初期、年代的には17〜18世紀のものだと思います。分厚いブロンズ製です。写真4枚目はMyauk-U ミャウーにあるアラカン王国時代(15〜18世紀)の遺跡の仏像ですが、どっしりとした体型や大きな耳の造り等、おそらくこれらの美術の影響を受…