タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

チェンセン青銅仏・シンサーム様式

前記事に同じくパヤオで入手した青銅仏です。写真の通り破損があり、顔はかなりすり減っていますがチェンセンの国立博物館や寺院で見られる大型の青銅仏に近いバランスのとれた造りです。おそらくチェンセン付近で出土したものだと思います。顔つきや肩幅が…

チェンセン・パヤオ様式 仏像頭部

昨日、パヤオ県出土のテラコッタ製の頭部を手に入れた。いい顔で気に入っている。パヤオ出土の仏像はほとんどが砂岩製の中でテラコッタ製というのも気に入った点です。パヤオ様式はチェンセン時代と同じタイ北部の美術ですが初期から中期のものはスコータイ…

プレアンコール青銅仏頭部

プレアンコール期の青銅仏頭部です。この頭部はカンボジア領内かカンボジア国境に近いタイ東北部で出土したものでタイではドヴァーラヴァティー様式と呼ばれることが多いですが正確にはプレアンコール様式です。小さな青銅像の頭部ですが目には瞳がありとて…

テラコッタ頭部 6〜7世紀

発注していたケースが仕上がって、早速入れた。ピッタリだ。これであと1000年は安泰だろう。仏教の重要な日ワン・ウィサカブーチャ(仏誕節)に間に合って良かった。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出…

ランチャーン木製仏(その2)

先日入手したランチャーン木製仏を撮影して来た。本当はすぐにルアンパバーンの寺や王宮博物館に行って見比べてみたいのですがまた次の機会にと思っています。先日行ってきたナーン国立博物館にはランチャーン様式の木製仏はありませんでしたが展示室入って…

ナーン国立博物館

ナーン国立博物館に行って来ました。3年以上改装工事で見れませんでしたが今回やっと見学出来ました。古い邸宅はそのままでシンプルに展示されています。ナーン美術はタイ北部のランナー美術やスコータイ美術、タイルー美術等の影響を受けた美術で一般的に…