タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ドヴァーラヴァティー期の塼仏(ナードゥン郡出土)

久しぶりにナードゥン(マハーサラカム県)出土の塼仏を手に入れました。残欠ですがドヴァーラヴァティー様式の仏陀坐像がいい感じで残っています。大型の塼仏ですが厚さが5〜10ミリほどなので出土時には既に割れていたものです。出土地近くの博物館に同型…

お守り、仏像コンテスト(2023年 1月 15日・ウタラディット)

忘れないうちに記事にしておきます、先々週の日曜日にタイ北部ウタラディットで開催されたお守りコンテストに参加して来ました。ウタラディットは一応北部に入りますが、スコータイ県やピサヌローク県に隣接しておりとスコータイ美術やタイ中部のアユタヤ美…

ヴィシュヌ立像(扶南、シュリーヴィジャヤ様式)その6

台座を作って来たので(完結)の予定でしたが、記事を追加します。台座は台座屋に預けて作ることも出来ますが微妙な傾きなど可能な限り本物に近づけたいので再度博物館のものと比較してみました。写真4枚目はホーチミン市のベトナム歴史博物館蔵のヴィシュ…

ドヴァーラヴァティー期の塼仏(カラシン県出土)

写真1〜6枚目はタイ東北部カラシン県出土の塼仏片です。昨年初めて入手した頭部残欠です。頭部のみですが型押しの深いせん仏で立体的で美術的にも素晴らしいものです。頭部の周りは光背です。このような光背は日本の白鳳時代(7世紀後半〜8世紀初め)の…

2023年「タイ骨董日記」ブログ始め

あけましておめでとうございます。今年はうさぎ年なのでカンボジアのココナッツカッター(うさぎの木彫り)を飾ってみました。うさぎの手前はイノシシの木彫り(タイ北部、ランナータイ)で私の干支です。ウサギと共に歩むという意味です。ちなみにベトナム…