タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

お守り、仏像コンテスト(2019年 8月 25日・ランパーン)

日曜日にタイ北部ランパーン市内で開催されたお守り・仏像コンテストに行ってきました。今年は毎年恒例のチェンマイのコンテスト(タイ北部最大)がなく、代わりに2番目に大きいと言われるこのランパーンの大会に参加した訳です。前日はほぼプロ中心のお守り…

仏陀ストーリー ブロンズの鹿

珍しいものを手に入れた。この鹿は仏陀ストーリーシリーズのものだと思うが単体の鹿は今回が初めて。とても可愛い青銅製の鹿で純粋無垢な表情をしている。きっと釈迦の説法を聴きに集まった鹿に違いないと思う。鹿画像追加しておきます。

ドヴァーラヴァティー期 テラコッタ製人物像(チャンセン、ウートン出土)その8

一昨年前にこの人物像シリーズの頭部を入手して以来、継続的に収集しているが最近運良く良いものが集まり、2点の残欠を繋げて博物館の展示品(写真2枚目)レベルに少し近づいて来た。このシリーズは私の大好きなドヴァーラヴァティー時代の美術様式でコレ…

モン州立博物館(モーラミャイン)

先週の日曜日からミャンマーに行ってきました。目的はモーラミャインにあるモン州立博物館の見学です。ここには何点か英文の文献に掲載されているピュー時代の出土品が展示されており以前から気になっていたのですが、やっと行って来ました。行きはタイのメ…

ドヴァーラヴァティー期 テラコッタ製人物像(チャンセン出土)その7

ナコンサワン県チャンセン出土の人物像(テラコッタ製)をまた入手出来ました。今回も胴体胸部ですが欠損している頭部の耳飾りが残っており、とても魅力的な女性像です。写真2、3枚目は以前行ってきたチャンセン博物館に展示されている同型と思われる人物…

プレアンコール期 プレイ・クメン様式

先月アランヤプラテート(サケーオ県)からカンボジアに入国する前に久しぶりにプラチンブリー国立博物館に行って来ました。このプラチンブリー県や隣県サケーオ県にはドヴァーラヴァティー期やプレアンコール期(6〜8世紀頃)の仏像やヒンズー神像等の遺…

アンコール国立博物館(シュムリアップ)

次に行ったのがアンコール国立博物館です。2007年頃にオープンしたまだ新しい博物館でかなりお金をかけて作られたと思います。展示物もとても多くじっくりと見学するなら2時間以上は必要です。内容はアンコール期(9世紀〜13世紀)の石像を細かく分けて展…

プレアー・ノローダム・シアヌーク アンコール博物館(シュムリアップ)

先週20年以上ぶりにアンコール・ワットのあるシュムリアップに行って来ました。目的は博物館を見学するためです。まずはプレアー・ノローダム・シアヌーク アンコール博物館です。ここはバンテアイ・クデイというアンコール期の寺院(遺跡)から出土したも…