タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

青銅菩薩像 頭部(シュリーヴィジャヤ期 or ドヴァーラヴァティー期)

コレクションの青銅菩薩像頭部です。今のところ弥勒菩薩(シュリーヴィジャヤ期)だと思います。写真2枚目は米ウォルターズ美術館のコレクションです。記述ではインドラ神かブラフマー神で、7世紀(タイ、ドヴァーラヴァティー期 or シュリーヴィジャヤ期…

ハリプンチャイ期の塼仏 プラ・バーン(テーサバーン出土)

ランプーン県出土のプラクルアンといえばおそらくプラ・コンが最も有名ですが、こちらのプラ名はプラ・バーン(テーサバーン出土)、同じくランプーン県で発見されたものですが出土地は異なります。大きさはプラ・コンとほぼ同じ(指の第一関節より少し長い…

ドヴァーラヴァティー期の塼仏片 ラクシュミー

久しぶりに博物館級の塼仏を入手しました。まだ実物は拝めていませんがヒンズー神ラクシュミーの上半身部分だと思います。頭部の形状や縁の装飾等もとても興味深く、これはかなり貴重な塼仏片です。年代的にはインド美術の影響を受けた東南アジア美術初期 7…