2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
先日、チェンセン・チャイプラーカーン(ファーン)様式の青銅仏の(体部分の)残欠を入手した。緑青の美しい残欠で、以前入手した頭部分の残欠と合わせてみたところサイズや青銅の状態がほぼピッタリだったのでさっそく頭部分を設置出来る台座を発注した。…
ハリプンチャイ期の大型の塼仏(写真1〜2枚目)を入手しました。型が深く非常に立体感のある塼仏です。この大型の塼仏はチェンマイ国立博物館が改装された際に新設された塼仏コーナーに2017年から展示されているもの(写真3〜5枚目)と同型のもので、私も…
タイスマイルと言っても航空会社ではなくタイの微笑みのことです。この青銅仏頭部は昨年タイ北部で出土したものでチェンセン・チャイプラーカーン(ファーン)様式 16世紀頃のものです。400年〜500年は地中にあったのもで出土直後(写真2、3枚目)は表面…
前々から欲しかったチェンセン・パヤオ様式の砂岩製頭部(写真1〜4枚目)を入手しました。破損はありますが流石は本物の美術でとても良い顔をしています。写真5枚目は文献に掲載されているものですがパヤオ市内のワット・リー寺院の展示室に保管されてい…
スパンブリー県に行くといつもウートン郡に直行しウートン国立博物館ばかり行っているがスパンブリー市内にもスパンブリー国立博物館があります。そこにウートン期の仏像の分類についての記述がある。写真1、2枚目が「ウートンⅠ類」と呼ばれる3つに分類さ…
ラタナコーシン青銅仏です。持っている青銅像の中ではいちばん大きいものです。写真一番下の様に台座の上に仏像を置くと仏像部分が小さく見えますが実は仏像だけでも膝幅15センチ、高さ31センチあります。ラタナコーシン時代の青銅仏はこの一体だけです…
ランナー木製仏 19世紀頃のものです。袈裟と同じ黄色に装飾された木製仏はラオスでは見られるますがタイではあまり見かけません。また横から見るとよく分かりますが上半身が少し前に傾いた姿勢をしておりラオス木製仏に近い美術の木製仏です。ですが顔はラオ…
次は仏暦2512年(西暦1969年)にワット・ブンユーン寺で発行された土製(テラコッタ)のお守り プラ・ロートです。どれくらいの数発行されたかは分かりませんがコイン型のお守りと違いお寺に参拝に来た地元の方々に渡せるように何度か作成され、都度クバー・…
前回の続きです。今度は仏暦2518年(西暦1975年)に発行された高僧クバー・イントー生前最後のお守りです。満80歳を記念して発行されたもので前年2517年10月24日 ロイクラトン(灯籠流し)の時期に入念儀式されています。画像1枚目はその時(クバー・イン…