タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ウートン青銅仏頭部 初期〜中期

ウートン初期から中期の青銅仏頭部(写真1〜3枚目)です。美術的に短い期間に作られたもので、青銅も薄く完品も少ないと言われています。この頭部も残欠ですが美しい緑青や美術レベルの高さから入手して以来、頭部コレクションのひとつになっています。写…

ドヴァーラヴァティー期 青銅仏 倚像残欠

写真1〜3枚目はドヴァーラヴァティー期の青銅仏残欠でかなり以前に入手したものです。肩付近に付いている装飾が購入時から何かと気になっていましたが文献で調べてたら分かりました。写真4、5枚目は石製のレリーフ(プラ・パトム・チェディ国立博物館蔵…

アユタヤ末期〜ラタナコーシン初期 仏画

持っている仏画の中で一番大型のものですが、大きさは別にしても色づかいや構図がとても迫力のある作品です。写真4枚目は文献に掲載させているアユタヤ時代の経典 17〜18世紀(タイ国立図書館蔵、左側)と比較してみたものですが繊細さは匹敵すると思います…

扶南(プレアンコール) 頭部

チャンパ初期(ベトナム南部)ガラス製の頭部(写真1〜4枚目)です。材質的には古代ビーズに近いと思います。ケースから出して撮影しました。はっきりと分かっていませんがヴィシュヌ神か菩薩の頭部だと思います。今回はメトロポリタン美術館に展示されて…

お守りの欠片? ドヴァーラヴァティー期(スパンブリー出土)

とても珍しいもの(写真1枚目)を入手しました。最初これを見た時、何かは分かりませんでしたが馬や象の彫刻を見た瞬間に凄いものだと感じ即決しました。その後、以前撮影しておいたスパンブリー県ウートン国立博物館の展示品から確認出来たのが写真2〜4…

ドヴァーラヴァティー期 青銅仏坐像

コレクションのドヴァーラヴァティー期 青銅仏坐像(写真1枚目)です。写真2、3枚目は下のドヴァーラヴァティー期の文献に掲載されているバンコク国立博物館とタイ王族のコレクションですがよく似ていたので比較(写真4、5枚目)してみました。見ての通…