タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ランチャーン木製仏

久しぶりに大きな買い物をしました。坐像で高さが60センチあるラーンサーン王朝時代(タイ語:ランチャーン)の木製仏です。ルアンパバーンから来たものでランチャーン末期18世紀のものだと思います。店主のお気に入りで店の名刺にもこの仏像の写真が使…

ランナー期の青銅像 19世紀(その2)

タイ北部のナーンクアック(招き女人像)は人気運向上や商売繁盛のお守り(クルアンラーン)に分類されていますがランナー時代を代表する青銅像です。前回の記事は5センチ以上の大きめのものでしたが、今回のは3〜4センチほどのものです。このサイズが最…

ランナー期の青銅像 19世紀

だいたい100年〜200年前の北部タイのものです。この時代のものもなかなか良い感じです。ブロンズの表面は酸化して黒褐色になっていることが多いです。この4点は別々に数年かけて入手したものです。最近はなかなか見かけません。 Lanna Style: Art and…

パヤオの大仏寺院 ワット・シーコムカム

先日コレクターから譲ってもらったシーコムカム寺院のプラチャオ・トンルアン仏の古い写真(西暦1954年頃)(写真一番下)を受け取りに久しぶりにパヤオ市内とシーコムカム寺院に行ってきました。このシーコムカム寺院敷地内にあるお堂の中に仏暦250…

ハリプンチャイ期の仏像頭部 初期〜中期頃

ちょっと鮮明な写真が手に入ったのでまた比較してみました。写真1枚目はコレクションのハリプンチャイ時代(初期〜中期頃)の仏像頭部(テラコッタ製)です。なぜ初期〜中期頃と言えるのかを今から説明してみます。写真2枚目がスパンブリー県ウートン国立…