タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

漆喰製の仏像頭部 ドヴァーラヴァティー期 or スコータイ時代?

写真1〜3枚目は15年程前にドヴァーラヴァティー期のものとして手に入れた漆喰製(スタッコ製)の仏像頭部です。かなり磨耗しており残っている顔の美術様式や材質で年代を特定することになるが、写真4、5枚目のマハーウィラウォン国立博物館に展示され…

虎のお守り(ブロンズ製)

こちらは数年前に日本で手に入れたブロンズ製の虎のお守りです。調べてみるとペッブリー県ワット・カオクリン寺の高僧ルアンポー・コン(仏暦2466-2562年、6枚目)のお守りでした。写真5枚目は参考写真ですが発行後はこのような袋に入っていたようです。仏…

ランナーのお守り布 牛(丑)

最近入手した北部タイ(ランナー)のお守り布(パーヤン)です。今年の干支の牛(丑)が墨で手書きされています。現物はまだ見れていませんが年代はおそらく仏暦2500年頃かそれ以前のものだと思います。とても雰囲気のあるパーヤンで御利益は悪霊(幽霊)除…

ラオス木製仏

久しぶりにラオス木製仏の記事です。ラオスの仏像はラオス国内では当然寺院で見られますが、ビエンチャン市内では外国人観光客が主に行く(博物館の位置付けの)ホーパケオ寺院、シーサケット寺院、ルアンパバーンでは王宮博物館は内部の写真撮影は出来ませ…

プレアンコール vs 飛鳥(祝!ブログ開設15周年)

左はプレ・アンコール期 アンコール・ボレイ様式(6世紀後半〜7世紀初め)の青銅仏、右は国宝の百済観音(飛鳥時代、7世紀前半〜中期)です。地域もサイズ(高さ:約11センチと約209センチ)も異なりますがほぼ同時期の作品でスタイル(姿勢)や笑み…