タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ラタナコーシン期 仏画 比較

2017年に開催された日タイ修好130周年記念特別展「タイ〜仏の国の輝き〜」の図録を眺めていたら、これは!というものがあり久しぶりに仏画のコレクション(写真1枚目左)を出して比較してみました。写真2枚目はこの特別展に展示されたラタナコーシン期 19…

ロッブリー出土のテラコッタ製頭部

写真1〜3枚目はやっと譲ってもらったロッブリー県出土のテラコッタ製頭部です。大きなイヤリングを身につけた頭部でタイ初期の人物像に見られる特徴的な髪型をしています。写真4〜6枚目はタイの国立博物館に展示されている同様の髪型のもの(石像)をピ…

ドヴァーラヴァティー期 テラコッタ製人物像(チャンセン出土)その8

ナコンサワン県チャンセン出土のテラコッタ製 人物像(トルソー)を入手しました(写真1、2枚目)。前々から欲しかった型でチャンセンの博物館に展示されているもの(写真3、4枚目)と同型です。頭部は欠損していますが体型だけでも魅力的で手には果物?…

ウートン(ポストバイヨン)中期〜後期 青銅仏立像 比較

写真右側の青銅立像は20数年前にポスト・バイヨン期(15〜16世紀)のものとして手に入れたものです。カンボジアのポスト・バイヨン期(14〜16世紀)はタイのウートン期(アユタヤ初期)のものとほぼ同時期のもので美術様式にも共通点が多いですが…

ドヴァーラヴァティー期 猿を連れた人物像 チャンセン出土(その2)

チャンセン出土テラコッタ製の猿(写真1、2枚目)を入手しました。以前から欲しかった「猿を連れた人物像」の下半身部分です。前側も後ろ側もよく残っており立体感があります。同型の残欠がスパンブリー県ウートン国立博物館(写真3、4枚目)やナコンサ…

ロッブリー期の塼仏片(テラコッタ製)

久しぶりにロッブリー期の塼仏片(写真1、2枚目)を入手しました。クメール王朝時代 アンコール・ワット期〜バイヨン期(12〜13世紀)のものですがタイ(ブリラム県)出土のものでタイではロッブリー期のものと呼ばれます。文献で調べてみたところ同型…