久しぶりにロッブリー期の塼仏片(写真1、2枚目)を入手しました。クメール王朝時代 アンコール・ワット期〜バイヨン期(12〜13世紀)のものですがタイ(ブリラム県)出土のものでタイではロッブリー期のものと呼ばれます。文献で調べてみたところ同型の金属製の塼仏(写真3枚目)がスパンブリー県ウートン国立博物館に展示されているようです。写真4枚目は2点を並べてみたものです。完品はヘーヴァジュラの大型の塼仏で、今回入手したテラコッタ製の塼仏は右側上部の残欠です。厚めの塼仏片でいい土色をしています。これから数点ヤフオク出品予定です。宣伝です。
Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)
- 作者: Pattaratorn Chirapravati, M. L.
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: ハードカバー