タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

シュリーヴィジャヤ期の塼仏 スラータニー県出土

タイ南部スラータニー県出土の塼仏片を入手した(写真1〜3枚目)。残欠ですが顔の表情が残る状態のいいもので上部には菩提樹、右側には仏塔もはっきりと残っています。さっそくちょうどいい大きさのケースを見つけていれた。写真4枚目は文献に掲載されて…

スコータイ時代のお守り(土製)14〜15世紀

薄い土製のスコータイ時代の出土仏(プラクルアン)を入手した(写真1〜3枚目)。写真1枚目から分かるように小さなお守りです。しかしサイズは小型でも美術レベルは流石は本物で、大型の青銅仏と比較するとよく分かるがシルエットや細かい造りまでそっく…

ルアンポー・トゥアット(ワット・ブラシン、チェンマイ)仏暦2506年

現在、タイ南部のみならず、タイ全土で最も有名なお守りの1つとなったプラ・ルアンポー・トゥアットはアユタヤ時代(17世紀)に実在した高僧ルアンポー・トゥアットをモデルにしたお守りで、タイ南部パッタニー県ワット・チャーンハイ寺の住職、高僧アー…

ドヴァーラヴァティー期 人物(女性)像頭部 チャンセン出土

チャンセン出土の女性の人物像頭部(写真1枚目)を入手しさっそくケースを探しに行ったらぴったりのものが見つかった。ドヴァーラヴァティー様式の笑みを浮かべた目を開けた女性像頭部で大きなイヤリングを身につけており、髪は後ろにたくし上げられていま…

ドヴァーラヴァティー期 猿を連れた人物像

ドヴァーラヴァティー期のテラコッタ製人形の代表作「猿を連れた人物像」です。残欠ですが胴体と下半身部の全てが揃ったので撮影してみました(写真1枚目)。写真2枚目はランプーン県のハリプンチャイ国立博物館に掲示されているものですが、ここに説明さ…