2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
久しぶりにシャン時代(タイヤイ美術)の涅槃仏を入手したので撮影して来ました。弟子像や蓋は欠損していますが状態が良くちょうど文献のものとよく似ています。塗金が良く残っているので緑錆はほとんど出ていませんが地肌のブロンズ部分は古い風合がとても…
先日行ってきたロッブリー県のソムデット・プラナーラーイ国立博物館でうれしい発見がありました。アユタヤ時代の塼仏展示コーナーに私が大事にしているシャン(タイヤイ美術)の塼仏が展示されていたからです。その場で携帯に保管してある画像と見比べてみ…
先週、10年以上ぶりにロッブリー市内にあるソムデット・プラナーラーイ国立博物館に行って来ました。ロッブリーと言えばアンコールワットと同時期のロッブリー美術(クメール美術)がイメージされると思いますが歴史はもっと古くタイ初期美術のドヴァーラ…
パヤオ県ワット・シーコームカム寺で仏暦2512年(西暦1969年)に発行されたお守りです。今から49年前のお守りなのでほとんどのものは擦れてますが、状態の良いものは高価で取引されています。収集したこの3つはかなり状態のいいものです。パヤオ県の高…
パヤオ市内の大仏プラチャオ・トンルアンがあるワット・シーコームカム寺に行って来た。下の写真は入手したばかりのプラチャオ・トンルアンの古い写真です。約50年ほど前のものです。今と違い貧しかった当時は立体的な仏像の代わりに写真を額に入れて家で拝…
パヤオ県チェンカム郡ワット・プラナンディン寺のお守りを入手した。このお寺にはプラチャオ・ナンディンというチェンセン時代(パヤオ様式)の砂岩製の仏像が祀られています。パヤオ市内の大仏(プラチャオ・トンルアン)と並んで大変人気のある仏像でパヤ…
昨日の記事でパヤオ県の出土仏はほとんどが砂岩製と書きましたが、今日記事にするランプーン県の出土仏はほとんどがテラコッタ製(土製)です。上の写真(1、3枚目)がハリプンチャイ国立博物館のもの、下の写真(2、4枚目)がコレクションですが、かな…
パヤオ出土のチェンセン時代の青銅仏を手に入れた。とても珍しいものです。というのはパヤオの出土仏はほとんどが砂岩製で青銅製は極端少ないからです。造り的には薄いブロンズ、そして内部に付着している土もチェンセン時代の青銅仏とほぼ同じです。当時、…