昨日の記事でパヤオ県の出土仏はほとんどが砂岩製と書きましたが、今日記事にするランプーン県の出土仏はほとんどがテラコッタ製(土製)です。上の写真(1、3枚目)がハリプンチャイ国立博物館のもの、下の写真(2、4枚目)がコレクションですが、かなり近い型で作られています。この様な大型のものは塼仏と異なり、型(mold )だけでは出来ず、手作業による仕上げによって完成すると以前聞いたことがあります。年代的には12〜13世紀頃のものです。
Buddhist Sculpture of Northern Thailand
- 作者: Carol Stratton
- 出版社/メーカー: Serindia Pubns
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: ハードカバー