タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

アユタヤ王朝時代の壁画(ペッチャブリー県)

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タイ南部ナコーンシータマラートからは一気にペッチャブリー(ペッブリー)まで北上しました。ペッブリーにはアユタヤ王朝期の壁画、仏画が残っている寺があり以前から気になっていたので、途中のスラータニーのチャイヤー国立博物館は次回の楽しみに取っておくことにした。ペッブリー市内の街並みはすでにタイ中部の風景なのでチュムポン県から南が本当のタイ南部と呼べるのではないかと思います。本題に移りますがペッブリー市内の見所は市内の徒歩圏内に凝縮されており1日(1泊)で十分に見どころを回れます。まずは「地球の歩き方」に載っているワット・ヤイ・スワンナーラームです。ここが私的には一番の見所です。内側の本堂と外側の木造の建物の内部に貴重なアユタヤ王朝期18世紀ごろの壁画、仏画(絵画)がほぼオリジナルの状態の残っています。一部は補修や剥がれないようにするための処理がされていますが当時の迫力ある美術様式がよく残っています。アユタヤ市内でもなかなか見れない博物館級のものです(写真1〜17枚目)。ミャンマーバガン遺跡のパゴタ内部の壁画でも同様のことが言えますが寺院内部の壁画や絵画は博物館に移動して展示することは困難です。ここでは僧侶の方がよく勉強されており詳細な説明と重要な絵画箇所を教えてくれました。ありがたい事です。次の写真5枚はワット・コ(コ寺)のものです。小さな本堂ですが内壁の全面に壁画が残っています。アユタヤ王朝末期ごろのものです。大部分の色あせた箇所は上から補修されていますが見栄えが良く仏像も素晴らしいです。掲載したこの写真3枚の写真は補修されていないオリジナル部分です。ペッブリー市内は懐かしい風景を残した古い街並みで徒歩で回ると古い建物や小さな遺跡跡を見つける事が出来ますので夕方からの散歩も良いと思います。最後6枚の写真は夕方最後に行った中心部のワット・マハータート・ウィラウィハーンです。壁画はラタナコーシン期ラーマ5世時代ごろのものと思いますが流石は市内一番の寺院で豪華で立派でした。本堂隣のお堂にはラーマ9世夫妻が訪れた時の写真もありました。翌朝はタイ国鉄ペッブリー駅から「クーブア遺跡」のあるラーブリー県のバーン・クーブア駅まで移動しました。(続く)