タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

ランナー郷土史博物館(チェンマイ旧市街地)

IMG_7906.JPGIMG_7907.JPGIMG_7908.JPGIMG_7910.JPGIMG_7911.JPGIMG_7912.JPGIMG_7913.JPGIMG_7914.JPGIMG_7915.JPGIMG_7916.JPGIMG_7917.JPGIMG_7918.JPGIMG_7919.JPGIMG_7921.JPGIMG_7922.JPGIMG_7923.JPGIMG_7924.JPGIMG_7925.JPGIMG_7926.JPGIMG_7927.JPGIMG_7928.JPGIMG_7929.JPG
チェンマイ中心部の旧市街地にあるランナー郷土史博物館(正式名称LANNA FOLKLIFE MUSEUM)に行って来ました。オープンしたての5年ほど前にも一度入ったことがあるのですが今回ちょうど興味深い展示会「プラ・ウパクット展」と「プラ・ブアケム展」が開催していたので再度勉強して来ました。プラ・ウパクットもプラ・ブアケムも北部タイを含むランナー圏(シャン州等、ミャンマーも含む)の仏像です。ウパクットはブアケムよりも作られた数が少ない印象です。托鉢僧に似た仏像で、食事を入れる鉢を抱えていることから、この仏像を拝んで入れば食事に困ることがないと聞いた事があります。ウパクット、ブアケム展以外にはランナー圏の貴重なお守り布やランナー時代の巻きスカート「パーシン」、また機織り機(多分一部はカンボジアのもの)も展示されています。なかなかいい感じに展示されており、「いつか自分のコレクションもこんな感じに、、、」と展示方法についても参考になりました。オープン当初よりも展示内容が良くなっており、観光客もひっきりなしに見学に来ておりいました。北部タイ、ランナー期の庶民の美術がいろいろと見れますのでお薦めです。最終から3枚目の写真は最近入手したタイヤイ美術のプラ・ウパクットです。仏陀ストーリーシリーズの18〜19世紀のものです。最終2枚の写真はこの博物館のウパクット仏の部屋に展示されてもの(左側)と私のコレクション(右側)の比較です。同時期、同美術様式のものでまさに博物館級です。ちなみにかなり以前からヤフオク出品中です。ふー。