タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

ハリプンチャイ時代の塼仏(チェンマイ県ウィアン・ターカーン遺跡出土)

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久しぶりにハリプンチャイ時代の塼仏を入手した。チェンマイ県側のランプーン県境にあるウィアン・ターカーン遺跡出土のもので確かハリプンチャイ博物館にも展示されていた型だっと思う。上部は欠損しているがパガン仏独特の表情も残っていて、手ざわりもいい。裏面は古代文字(おそらくサンスクリット語)が刻まれている。パガン美術の影響を受けた型で年代的には11〜12世紀頃のもの。以前書いたウィアン・ターカーン遺跡の記事はこちらです。http://thaiart.blog.so-net.ne.jp/2018-01-25-1
(追加画像と追記)文献と比べてみました。同じ文字はありませんが、やはりサンスクリット語に似ているように思えます。
Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

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  • 作者: M. L. Pattaratorn Chirapravati
  • 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
  • 発売日: 1998/04/01
  • メディア: ハードカバー