久しぶりにタイルー族の木製仏の写真を掲載します。出どころはタイ北部ランプーン県です。ランプーン県には昔からタイルー族が多く住んでいます。もともとミャンマーのシャン州や西双版納(シーサンバンナ)から移住して来た方々です。ですのでタイルー族のお寺も多くあります。この木製仏はランナー時代(19世紀頃)のものですのでタイではランナー木製仏 タイルー様式と呼ばれています。台座にはタイルー文字が刻まれており、美術様式からミャンマーシャン州で作られたものだと思います。最後の写真は7年ほど前にこの木製仏が骨董店で展示されていた時のものです。店主の勧めもありこの日購入しました。お顔が良く気に入っています。懐かしい写真が見つかったので記事にしました。
Burmese Buddhist Sculpture: Johan Moyer Collection
- 作者: Karow, Otto
- 出版社/メーカー: White Lotus Co Ltd
- 発売日: 1995/02/01
- メディア: ペーパーバック