ドヴァーラヴァティー期の塼仏(ナコンパトム県出土)
ドヴァーラヴァティー時代初期頃の塼仏片を手に入れた。ナコンパトム市内中心部にあるドヴァーラヴァティー時代の大仏塔(プラパトム・チェーディー)は観光地になっておりとても有名ですがそこから4キロほどのところにある仏塔(プラトーン・チェーディー)から出土したものです。6世紀後期頃(約1400年前)の仏塔でこの塼仏も同時期頃のものと思います。状態の良い完品がバンコク国立博物館にも展示(写真3枚目の7番)されています。この塼仏は上部3割ほどの残欠で表面はすり減っていますがさすが本物の迫力があります。大きさは写真の通り、結構厚みがあります。