タイ骨董日記

私、自称仏像コレクターよる東南アジア初期のヒンドゥー・仏教美術、タイのお守りプラクルアン情報。SINCE Feb2006 (C) 2006 タイ骨董日記

お守り、仏像コンテスト(2018年 3月 18日・バンコク)

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土日にバンコクで開催された仏像・お守りコンテストに行って来ました。ツイッターでも書きましたが、約2年ぶりに開催された協会主催のコンテストで今年最大の大会です。実際コンテストでも事前に準備されていた応募券(400バーツ/枚)2万枚が午後過ぎに完売になり、券を追加準備する為に出品締め切り時間も1時間延長になるほどの盛況で、協会の予想をはるかに超える大会となりました。コンテスト以外では協会の代表(パヤップ氏)や副代表の一人(トイ氏)のコレクションコーナーも設けられており、普段は雑誌や文献の写真でしか見れない雲上級のお守りのプラ・ソムデットを含むベンジャパーキーやプラ・ピッター、人気高僧のクルアンラーンやメダル型お守り、人気出土系のお守り、そしてドヴァーラヴァティー期やシュリーヴィジャヤ期の青銅仏等、私を含むタイ全土から集まった仏像・お守りマニアが食い入るように見て勉強しておりました。ちなみに私の元コレクションも展示されていましたよ。ふー。その他のコーナーとしてはタイ東北部マハーサラカム県ナードゥン出土のドヴァーラヴァティー時代の塼仏コーナーやタイ北部ランパーン県の高僧クバーナンターのガラー製のお守り、タイ南部ナコンシータマラート県のジャトゥカム・ラマテープ等、なかなかまとめて見ることの出来ないコレクションの展示、そして、会場の8割以上のスペースを占めるタイ全土から集結したお守り売りとバイヤーの売買コーナー。実際、コンテストの参加目的以外にこの売り買いを主目的に金曜日にタイ全土からからバンコク入りして来たプロの方々の割合が大きいと思います。かなり書いてしまいましたが、コンテストの結果としては11点出品し6点で入賞(1位が2点、2位が1点、3位が2点、4位が1点)し、かなり奮闘したと思っています。予測をはるかに上回る出品仏で当然審査時間も大幅に延び、最終的にすべてのお守りが手元に戻った時は21時を過ぎておりました(当初のスケジュールでは16時半)。当然、予約していた飛行機には乗れず、追加で一泊することになりましたが、私以外にも多くの方々が同じ状況、審査員を務めた有名なプロ目利きの方々も最後までしっかりと真剣に大会を進めておりました。とにかく言えることはタイのお守り業界は今も大きくなってきています。しかし古いお守りは数が限られており一部の人気のお守りは価格が高騰しております。また一部のお金持ちコレクターや目利きがコレクションを増やしている傾向もあり、当然、状態良いお守りは市場では少なくなっています。興味深くもあり恐ろしい業界です。2年前の協会主催コンテストの記事はこちらです→http://thaiart.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06